瞑眩（体質改善反応）について
症状はすべて、自然から与えられた一番いい身体の状態に戻ろうとする反応です。
下痢は腸の中で繁殖してしまった悪さをする菌を体の外に出すためですし、痛みは治るために必要な新鮮な血液・血管を患部に呼ぶためのものです（実際、発痛物質を出すのは自分の細胞ですし、ほとんどの発痛物質は血管を呼び込む作用も合わせもっています）。
また、身体の状態が悪くても、ちゃんと治す力がない場合は、その状態でも生きていけるように大丈夫そうなら放置したり、筋肉のコリや張りでバランスをとったり、しびれ、皮膚炎などの慢性的な症状を出したりします。
治療をうけたり、冷えとりを実践して身体が良くなり、しっかりしてくると、今まで悪いまま放置して、筋肉のコリや張りなどで、ゴマかしていた部分も正常に戻そうとします。
そのため、治療後、体がダルくて動くのが億劫になったり、今までに経験したことがないような症状がでたり、昔薬で治した（抑えた）症状がでてくることがあります。
これは瞑眩（体質改善反応）といって、身体が本格的に良くなり始めたサインですから、あまり心配しないで下さい。
この反応が出ている時は少々ツライこともありますが、乗り越えると一段ステージを上がったように身体がしっかりしてくる方が多いです。
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